速報
平成29年1月30日
福田富一知事は、4日の新春記者会見で、1学級の定員を35人とする「35人学級」を今年4月から小学校3年生に導入すると明らかにした。その内容は以下の通りである。
福田知事は、「本来は国が全国一律に少人数学級を推進していくべきだと思うが、なかなか進まない」と説明。「少人数学級の導入による学力向上や指導力アップなどの効果も見極めながら、4 年生以上についても検討していきたい」と話した。県教委によると、来年度の教員採用試験は終了しているため、増加する教員については、TT担当者など担任を持っていない正規教員と、新たに採用する臨時的任用教員を合わせて対応し、60人を担任等として増員するとしている。
今回、栃教協が強く要望してきた「全学年35人以下学級を実現すること」の一部が実を結ぶことになります。今後も、子供たちにきめ細かな対応ができる教育環境を実現するために、35人学級の小学4年生以上への拡大、加配教員の確保、スマイルプロジェクト(非常勤講師配置事業)の更なる拡充を求め、要望活動を続けて参ります。
2017年2月2日
速報
平成29年1月24日
「栃木県の6級在職者の構成比は、今年度25.7 %となり、昨年度全国1 位の山梨県(25.6 %)を上まわり、今後も増加傾向にある。国はもちろん、県民から職員の昇格基準とその運用全体が不適切ではないかとの指摘を受けてもおかしくない状況にある。地方公務員法の『職務給の原則』や他県との均衡(全国平均10.1 %)も考慮した構成比にするために、行政職給料表の6級昇格基準の見直し作業が行われている」との情報提供が、昨年11 月に県教委からあった。その見直し(案)【資料①】によると、6級昇格基準は、「5 級在級3 年以上、かつ、スタッフ補佐以上」となる。
栃教協は、小中学校事務職員にもこの基準の見直しが適用されると、事務職員にはスタッフ補佐に相当する職がないため、6級昇格の道が断たれることから、「事務職員の6級昇格基準の見直しを行う際には、栃教協と交渉を行うこと」、「統括事務長(仮称)等の職を新設するなど、6級昇格の道を残すこと」を、県教委へ申し入れた。
その結果、1 月19 日に資料②の提案が県教委から示された。
資料①
平成28 年度給与制度の見直しについて(提案)
【改正(案):行政職給料表の6級昇格基準の見直し】
1 現行基準
5 級在級3 年以上
2 見直し(案)
5 級在級3 年以上、かつ、スタッフ補佐以上
※実施時期平成29 年度から
資料②
小中学校事務職員給与制度の見直しについて 教職員課
小中学校事務職員の給料表の6級昇格基準の見直し
「職務給の原則」や知事部局との均衡を考慮した級別の職員の構成比とするため、下記のとおり6級昇格基準の見直しを行いたい。
※職務給の原則「地方公務員法第24 条第1 項、給与条例第6 条第3 項」
職員の給与は、その職務を複雑、困難、責任の度に応じ、給料表の級に分類した上で決定されるものでなければならないという原則
【改正:6級昇格基準の見直し】
1 現行基準
5 級在級3 年以上
2 見直し(案)
5 級在級3 年以上かつ特大規模校又は地域の基幹的学校で困難な業務を行う事務長
※実施時期平成29 年度から
今回の提案では、「特大規模校又は地域の基幹的学校」がどのような学校を指すかは明らかにされていないが、栃教協が強く要望したことにより、小中学校事務職員の6級昇格の道を残すことができた。今後も、生活給確保のため、係長級及び課長補佐級事務長への早期昇格、統括事務長の新設等を求めて要望を展開していく。
2017年2月2日
ご案内
1 日 時
平成29年1月28日(土)
受 付:午前 9時40分~
評議員会:午前10時00分~12時00分
2 会 場
コンセーレ 2階 アイリスホール(宇都宮市駒生1-1-6)
3 その他
○駐車場の数が限られておりますので、公共交通機関をご利用することをお勧めします。
・JR宇都宮西口 バスターミナル⑥⑦ 関東バス「作新学院・駒生」行 東中丸(教育会館前)下車
・東武宇都宮駅 東武バス停から同上
○悪天候により評議員会が開催できない場合は、ホームページ「緊急のお知らせ」にてご連絡いたします。
2017年1月16日
速報
平成28年11月30日
改正地方公務員法(H28.4.1 施行)により、従来の勤務評定が廃止され、人事評価が法定化されたことを受け、11月21日(月)教職員課より「教職員評価制度における勤勉手当への反映」についての説明があった。その内容は以下の通りである。
1.「評価分布の基準」と「勤勉手当に反映する基準」について
2.評価結果の活用(勤勉手当)におけるイメージ
この提示では、「評価分布の基準」Sが10%以内に対し、「勤勉手当に反映する基準」は、Sを上位5%以内としており、基準が一致していません。これでは、S評価者のうち少なくとも5%がA評価と同じ上乗せになってしまいます。また、具体的な金額の提示はなかったものの、S上位者とB評価者の勤勉手当に大きな差が開く可能性があります。チームで取り組み、協働性を重視している今の学校において、教職員評価の結果で、勤勉手当に大きな差が付くことには問題があります。
栃教協は、すでに、県教委に対し、10月に意見書を提出していますが、今後も公正・公平で納得性のある「教職員評価制度」となるよう改善を求めて要望を続けてまいります。
2016年12月1日
速報
平成28年11月17日
栃教協は県教委に対し、県人事委員会勧告の完全実施を要望してきた。その結果、11/7 の第2 回対県正式交渉で、「県人事委員会勧告の完全実施に向けて努めていく」との回答を得た。そして、11/16 に県教委から平成28年度人事委員会勧告に伴う改正概要についての提案がなされた。主な内容は以下の通りである。
1 平成28年4月の公民給与較差に基づく改正
(1) 月例給公民較差(0.29%)を埋めるため、
ア給料表
a 事務職給料表(行政職給料表1~7級)
・初任給を1,500円引上げ。若年層についても同程度の改定。
・その他の職員及び再任用職員については、400円の引上げを基本に改定。(平均改定率0.2%)
b 事務職給料表以外の給料表
・事務職給料表との均衡を基本に引上げ改定。
イ地域手当
栃木県を支給地域とする地域手当について、支給割合を0.15%引き上げ、3.45%に改定。
(2) 特別給(ボーナス) 民間の支給割合(4.29月)に見合うよう、支給月数を0.1月引上げ。
支給月数4.20月⇒4.30月勤務実績に応じた給与の推進のため、引上げ分を勤勉手当に配分。
2 扶養手当の見直し(平成29年4月1日から段階実施:下表参照)
・配偶者に係る手当額(13,000円)を他の扶養親族に係る手当額(6,500円)まで減額
・子に係る手当額を引上げ(6,500円→10,000円)
3 その他
(1) 職員の育児休業等に関する条例の一部改正(平成29年1月1日施行)
〇育児休業等の対象となる子の範囲について、実子及び養子に加え、法律上の親子関係に準じるような関係のある子に拡大。
(2) 学校職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正(平成29年1月1日施行)
〇介護のための時間外勤務の制限制度(残業免除制度)の新設
〇介護休暇について、現状、介護を必要とする一の継続する状態ごとに連続する6月の期間内において必要と認められる期間取得できるとしているところ、当該期間を3回まで分割可能とする。
〇連続する3年の期間内において、介護のため1日につき2時間の範囲内で勤務しないことができる制度(介護時間)の新設
年内には給与条例が改正され、月例給、ボーナスの引上げによる差額が支給される見込みとなった。栃教協は今後も、教育専門職にふさわしい給与の在り方ついて、人事委員会や県教委に対し、粘り強く地道な要望活動を続けていく。
2016年12月1日
アイディアたまて箱
内容・方法
1 「宿題を忘れない」など、学級のみんなで何か目標を決めて教室内に掲示する。
2 全員が目標を達成できた日は、ビー玉を透明な容器に1個入れる。
3 ビー玉が10個たまったら、給食時に牛乳で乾杯して祝うとともに、「○月○日、10回達成!」とカードに記入して掲示するなど、努力の跡が分かるように工夫する。
効果
達成感を味わうとともに学級への帰属意識が高まり、団結力や規範意識の向上が図れる。目標とする内容によってはビー玉がたまるまでに時間がかかる場合もあるので、1回、3回、5回など、学級の実態に応じてスモールステップにするとよい。無理のない目標設定と地道に継続することが大切である。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
2016年12月1日
アイディアたまて箱
内容・方法
1 黒板の文字を消す際に、黒板消しをできるだけまっすぐ同じ方向に動かす。
2 うっすらと残った黒板消しの跡が、罫線のようになる。
3 その消し跡に沿って板書する。
効果
黒板消しで文字を消す際に、縦に動かせば縦書き用、横に動かせば横書き用になるので、教科によって使い分けができる。板書の文字をまっすぐに書くことができるだけでなく、文字の大きさもそろえられるので、この方法を知らなかった方は、早速ぜひ試してほしい。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
2016年12月1日
アイディアたまて箱
内容・方法
1 専用のノートを1冊ずつ用意させる。ノートの名称は「宝ものノート」に限らず、児童生徒に考えさせてもよい。
2 帰りの会の3分程を使って、今日一日を振り返らせ、頑張ったことや感動したこと、 親切にできたこと等、良いことだけを「宝ものノート」に記入させる。(2~3行程度)どうしても思い浮かばない日は書かなくてもよいが、1年間実施し、自分だけの「心の宝もの」をノートに蓄積していく。
3 担任は、放課後にさっと目を通し、丸を付けたり赤線を引いたりして認める。時間に余裕のある時は、励みとなるような短いコメントを添える。
効果
良い事だけを記入することで自信がつき、一人一人の自尊感情が高まる。毎日ではなくても折に触れて担任が認めることで、さらに効果が上がる。学級活動の時間などで、「宝ものノート」に記入したことを発表したり紹介したりする機会を設ければ、児童生徒同士がお互いの良さを認め合うことにもつながる。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
2016年12月1日
ご案内
1 日 時
平成28年10月22日(土)
受付:午後1時30分~
開会:午後1時50分
終了:午後4時00分
2 場 所
とちぎ健康の森 運動フロア (宇都宮市駒生町3337-1)
3 講 師
NPO法人国際ヨガ協会宇都宮東支部長 長嶋 浩子 氏
4 その他
○申込み受付期間は、9月15日(木)~10月5日(木)です。
○申込み方法は、学校理事様にお送りしてある所定の用紙にてFAXにて申込みください。
○募集人員は、50名です。定員になり次第、締め切ります。
○とちぎ健康の森案内図 案内図はこちら
2016年9月6日
ご案内
1 日 時
成28年10月1日(土)
受付:10:00~
講演:10:30~12:00
2 場 所
コンセーレ2Fアイリスホール(宇都宮市駒生1丁目1番6号)
3 講 師
宇都宮大学教職大学院教授
松本 敏(まつもと さとし)氏
4 演 題
主体的で対話的で深い学び
~力をつけるアクティブ・ラーニングの方法~
5 その他
○申込み受付期間は、9月7日(水)~9月20日(火)です。
○申込み方法は、学校理事様にお送りしてある所定の用紙にてFAXにて申込みください。
○定員は100名です。定員を超えた場合のみ、事務局からご連絡いたします。
○駐車場は、コンセーレ奥の駐車場をご利用ください。
○コンセーレ案内図 案内図はこちら
2016年9月6日