ご挨拶

栃木県教職員協議会 会長 塚田 大輔

栃木県教職員協議会 会長
塚田 大輔

~夢をもつ子供たちのために~

 この度、会員の皆様にご信任をいただき、栃木県教職員協議会第20代会長の大役を務めさせていただくこととなりました。とちぎの子供たちのために、会員の皆様のために、誠心誠意努力を続けていく所存でございます。

 さて、栃木県教職員協議会(略称:栃教協)は、昭和38年の結成から間もなく結成64年を迎える歴史と伝統ある組織です。設立当初からすべては「子供たちのために」という理念のもと、教育環境の改善を目指し活動しています。理念を具現化できるよう、教職員が安心して職務に専念できる諸条件の整備も進めています。

 これまでの栃教協の成果として以下のようなものがあります。

・教職調整額5%に引上げ、段階的に10%へ引上げ
・義務教育9年間全てで35人学級の実現(義務標準法では小学校のみ35人学級)
・教育課題対応への教職員数増員
・小中学校非常勤講師配置の予算確保及び部活動指導員配置増員、働き方改革等のための教員業務支援員、副校長・教頭マネジメント支援員の配置等の人的配置の充実
・スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等、専門職員の配置充実
・県内25市町の単位教協と連携した市町の教育環境の整備充実要望 等

 以上のことを実現できたのは、管理職を除く教職員のほぼ100%加入の組織力があるからこそと確信しています。今後も、教職員の皆様に会員としてご協力いただけるよう、活動を進めていきます。

 現在、文部科学省では令和12年度からスタートする次期学習指導要領の改訂作業が進められています。また栃木県では、令和8年2月に「とちぎ教育ビジョン(2026-2030)」が策定されました。我々教職員は、これらの理念を十分理解した上で、新しい時代に必要となる資質・能力を踏まえた教育が必要となってきます。教育をめぐる諸課題は多々ありますが、テレビ、新聞、インターネット等のニュースで教育の話題が頻繁に報道されていることを考えると、保護者、地域の方々からの学校への期待は日々大きくなっていると感じています。

 同時に、教職員が心身共に健康で職務に専念できるよう教育環境の改善も進めていかねばなりません。栃木県では、令和8年3月に「学校における働き方改革推進計画」が策定されました。本計画によると、全ての子供たちへのよりよい教育の実現に向けて、教職員のワーク・ライフ・バランスが尊重されること、働きやすさと働きがいが両立した環境の実現等が示されています。つまり、よりよい教育を行うためには、教職員自身が心身ともに健康で、働きがいを感じながら職務に専念できる教育環境が求められているということです。

 我々は教育専門職として、夢をもつ子供たちのために、そして、我々教職員のために更なる改善を目指さなければなりません。栃教協は、給与条件、勤務条件、福利厚生等について関係諸機関に強く求めていきます。

 最後になりますが、役員、事務局が一丸となって子供たちのため、より充実した栃教協活動を目指して活動して参りますので、会員の皆様におかれましても引き続きご支援ご協力をお願いいたします。