平成28年度の評価結果、平成29年度の勤勉手当へ反映
栃教協は今年度、「教職員評価制度」についての意見書を提出し、改善を要望してきた。昨年11/21 に県教委より「教職員評価制度における勤勉手当への反映」についての説明があった。その後、栃教協事務局は問題点を整理し、県教委に対し、再度意見の申し出を行った結果、12/20 に「H28.12 月をもとにした勤勉手当のイメージ」が提示された。内容については、以下の通りである。
37歳教諭(経験15年)の場合
教職員評価によるメリハリを付けた上乗せについては、通常の成績率が0.8のところ、S上位者は0.885、金額にして34,000 円の増額で、それ以外のSとA評価取得者は、0.835、14,000 円の増額となる。上乗せ率が来年度も同じと仮定すると、勤勉手当は6 月と12 月の2 回支給されるので、S上位者とB及びC 評価取得者との差は年間で68,000 円となる。(下図参照)
教職員評価によるメリハリを付けた上乗せについては、通常の成績率が0.8のところ、S上位者は0.885、金額にして34,000 円の増額で、それ以外のSとA評価取得者は、0.835、14,000 円の増額となる。上乗せ率が来年度も同じと仮定すると、勤勉手当は6 月と12 月の2 回支給されるので、S上位者とB及びC 評価取得者との差は年間で68,000 円となる。(下図参照)
これを受けて、栃教協は、県教委に対し以下の意見を申し出た。
・『評価分布の基準』はSが10%以内に対し、『勤勉手当に反映する基準』をS上位者5%以内としているので、S評価を取得してもその半数はA評価取得者の成績率となることから、S評価取得者全員を同じ成績率にすること
・勤勉手当に大きな差が開かないようにすること
・評価者研修の充実を図ること等
栃教協は、公正・公平で納得性のある「教職員評価制度」となるよう、今後も県教委に対し改善を求めていく。
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四輪自動車使用者に係る通勤手当の改正について
ガソリン価格を見直し、通勤手当支給額を引き下げる。
・ガソリン価格等の情勢から、1 Lあたり、134 円から113 円に引下げ。
・改正後の通勤手当支給月額は平成29 年4 月1 日から施行。
・ガソリン価格等の情勢から、1 Lあたり、134 円から113 円に引下げ。
・改正後の通勤手当支給月額は平成29 年4 月1 日から施行。
通勤手当の改正については、ガソリン価格連動となっている。今回の改正は、算出の基になる期間(H27.11~H28.10)のガソリン価格が安かったため、引下げとなる。
これからも、教育専門職にふさわしい給与の在り方について、粘り強く地道な要望活動を続けてまいりますので、ご意見ご要望を栃教協事務局へお寄せください。
掲載日:2017年2月2日|情勢報告