35人学級、小3にも拡大! 平成29年度から56学級増加
平成29年1月30日
福田富一知事は、4日の新春記者会見で、1学級の定員を35人とする「35人学級」を今年4月から小学校3年生に導入すると明らかにした。その内容は以下の通りである。
福田知事は、「本来は国が全国一律に少人数学級を推進していくべきだと思うが、なかなか進まない」と説明。「少人数学級の導入による学力向上や指導力アップなどの効果も見極めながら、4 年生以上についても検討していきたい」と話した。県教委によると、来年度の教員採用試験は終了しているため、増加する教員については、TT担当者など担任を持っていない正規教員と、新たに採用する臨時的任用教員を合わせて対応し、60人を担任等として増員するとしている。
今回、栃教協が強く要望してきた「全学年35人以下学級を実現すること」の一部が実を結ぶことになります。今後も、子供たちにきめ細かな対応ができる教育環境を実現するために、35人学級の小学4年生以上への拡大、加配教員の確保、スマイルプロジェクト(非常勤講師配置事業)の更なる拡充を求め、要望活動を続けて参ります。
掲載日:2017年2月2日|速報