速報
平成28年11月30日
改正地方公務員法(H28.4.1 施行)により、従来の勤務評定が廃止され、人事評価が法定化されたことを受け、11月21日(月)教職員課より「教職員評価制度における勤勉手当への反映」についての説明があった。その内容は以下の通りである。
1.「評価分布の基準」と「勤勉手当に反映する基準」について
2.評価結果の活用(勤勉手当)におけるイメージ
この提示では、「評価分布の基準」Sが10%以内に対し、「勤勉手当に反映する基準」は、Sを上位5%以内としており、基準が一致していません。これでは、S評価者のうち少なくとも5%がA評価と同じ上乗せになってしまいます。また、具体的な金額の提示はなかったものの、S上位者とB評価者の勤勉手当に大きな差が開く可能性があります。チームで取り組み、協働性を重視している今の学校において、教職員評価の結果で、勤勉手当に大きな差が付くことには問題があります。
栃教協は、すでに、県教委に対し、10月に意見書を提出していますが、今後も公正・公平で納得性のある「教職員評価制度」となるよう改善を求めて要望を続けてまいります。
2016年12月1日
速報
平成28年11月17日
栃教協は県教委に対し、県人事委員会勧告の完全実施を要望してきた。その結果、11/7 の第2 回対県正式交渉で、「県人事委員会勧告の完全実施に向けて努めていく」との回答を得た。そして、11/16 に県教委から平成28年度人事委員会勧告に伴う改正概要についての提案がなされた。主な内容は以下の通りである。
1 平成28年4月の公民給与較差に基づく改正
(1) 月例給公民較差(0.29%)を埋めるため、
ア給料表
a 事務職給料表(行政職給料表1~7級)
・初任給を1,500円引上げ。若年層についても同程度の改定。
・その他の職員及び再任用職員については、400円の引上げを基本に改定。(平均改定率0.2%)
b 事務職給料表以外の給料表
・事務職給料表との均衡を基本に引上げ改定。
イ地域手当
栃木県を支給地域とする地域手当について、支給割合を0.15%引き上げ、3.45%に改定。
(2) 特別給(ボーナス) 民間の支給割合(4.29月)に見合うよう、支給月数を0.1月引上げ。
支給月数4.20月⇒4.30月勤務実績に応じた給与の推進のため、引上げ分を勤勉手当に配分。
2 扶養手当の見直し(平成29年4月1日から段階実施:下表参照)
・配偶者に係る手当額(13,000円)を他の扶養親族に係る手当額(6,500円)まで減額
・子に係る手当額を引上げ(6,500円→10,000円)
3 その他
(1) 職員の育児休業等に関する条例の一部改正(平成29年1月1日施行)
〇育児休業等の対象となる子の範囲について、実子及び養子に加え、法律上の親子関係に準じるような関係のある子に拡大。
(2) 学校職員の勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正(平成29年1月1日施行)
〇介護のための時間外勤務の制限制度(残業免除制度)の新設
〇介護休暇について、現状、介護を必要とする一の継続する状態ごとに連続する6月の期間内において必要と認められる期間取得できるとしているところ、当該期間を3回まで分割可能とする。
〇連続する3年の期間内において、介護のため1日につき2時間の範囲内で勤務しないことができる制度(介護時間)の新設
年内には給与条例が改正され、月例給、ボーナスの引上げによる差額が支給される見込みとなった。栃教協は今後も、教育専門職にふさわしい給与の在り方ついて、人事委員会や県教委に対し、粘り強く地道な要望活動を続けていく。
2016年12月1日
アイディアたまて箱
内容・方法
1 「宿題を忘れない」など、学級のみんなで何か目標を決めて教室内に掲示する。
2 全員が目標を達成できた日は、ビー玉を透明な容器に1個入れる。
3 ビー玉が10個たまったら、給食時に牛乳で乾杯して祝うとともに、「○月○日、10回達成!」とカードに記入して掲示するなど、努力の跡が分かるように工夫する。
効果
達成感を味わうとともに学級への帰属意識が高まり、団結力や規範意識の向上が図れる。目標とする内容によってはビー玉がたまるまでに時間がかかる場合もあるので、1回、3回、5回など、学級の実態に応じてスモールステップにするとよい。無理のない目標設定と地道に継続することが大切である。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
2016年12月1日
アイディアたまて箱
内容・方法
1 黒板の文字を消す際に、黒板消しをできるだけまっすぐ同じ方向に動かす。
2 うっすらと残った黒板消しの跡が、罫線のようになる。
3 その消し跡に沿って板書する。
効果
黒板消しで文字を消す際に、縦に動かせば縦書き用、横に動かせば横書き用になるので、教科によって使い分けができる。板書の文字をまっすぐに書くことができるだけでなく、文字の大きさもそろえられるので、この方法を知らなかった方は、早速ぜひ試してほしい。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
2016年12月1日
アイディアたまて箱
内容・方法
1 専用のノートを1冊ずつ用意させる。ノートの名称は「宝ものノート」に限らず、児童生徒に考えさせてもよい。
2 帰りの会の3分程を使って、今日一日を振り返らせ、頑張ったことや感動したこと、 親切にできたこと等、良いことだけを「宝ものノート」に記入させる。(2~3行程度)どうしても思い浮かばない日は書かなくてもよいが、1年間実施し、自分だけの「心の宝もの」をノートに蓄積していく。
3 担任は、放課後にさっと目を通し、丸を付けたり赤線を引いたりして認める。時間に余裕のある時は、励みとなるような短いコメントを添える。
効果
良い事だけを記入することで自信がつき、一人一人の自尊感情が高まる。毎日ではなくても折に触れて担任が認めることで、さらに効果が上がる。学級活動の時間などで、「宝ものノート」に記入したことを発表したり紹介したりする機会を設ければ、児童生徒同士がお互いの良さを認め合うことにもつながる。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
2016年12月1日
ご案内
1 日 時
平成28年10月22日(土)
受付:午後1時30分~
開会:午後1時50分
終了:午後4時00分
2 場 所
とちぎ健康の森 運動フロア (宇都宮市駒生町3337-1)
3 講 師
NPO法人国際ヨガ協会宇都宮東支部長 長嶋 浩子 氏
4 その他
○申込み受付期間は、9月15日(木)~10月5日(木)です。
○申込み方法は、学校理事様にお送りしてある所定の用紙にてFAXにて申込みください。
○募集人員は、50名です。定員になり次第、締め切ります。
○とちぎ健康の森案内図 案内図はこちら
2016年9月6日
ご案内
1 日 時
成28年10月1日(土)
受付:10:00~
講演:10:30~12:00
2 場 所
コンセーレ2Fアイリスホール(宇都宮市駒生1丁目1番6号)
3 講 師
宇都宮大学教職大学院教授
松本 敏(まつもと さとし)氏
4 演 題
主体的で対話的で深い学び
~力をつけるアクティブ・ラーニングの方法~
5 その他
○申込み受付期間は、9月7日(水)~9月20日(火)です。
○申込み方法は、学校理事様にお送りしてある所定の用紙にてFAXにて申込みください。
○定員は100名です。定員を超えた場合のみ、事務局からご連絡いたします。
○駐車場は、コンセーレ奥の駐車場をご利用ください。
○コンセーレ案内図 案内図はこちら
2016年9月6日
速報
平成28年8月9日
< 人事院勧告>
人事院は、8月8日(月)、国会及び内閣に対して、国家公務員給与の引上げ勧告を行った。
勧告は全国の従業員50人以上の企業のうち、約1万1700民間事業所の約49万人の個人給与4月分を調査(完了率87.7 %)。役職、勤務地域、学歴、年齢が同じ国家公務員と従業員を比較する「ラスパイレス方式」で、給与格差を算出した。本年度の給与勧告のポイントは、以下の通りである。
【人事院勧告のポイント(抜粋)】
①月例給与の引上げ平均0.17%(708円増)
*民間の初任給との間に差があること等を踏まえ、初任給を1,500 円引上げ。若年層についても同程度の改定。
その他は、それぞれ400 円の引上げを基本に改定。
②期末・勤勉手当(ボーナス)の引上げ0.1月現行4.2月⇒ 4.3月
③給与制度の総合的見直しについて、本府省業務調整手当の手当額を引上げ
④配偶者に係る扶養手当の手当額を他の扶養親族と同額とし、子に係る手当額を引上げ
*配偶者に係る手当額を他の扶養親族に係る手当額と同額まで減額を段階実施。それにより生ずる原資を用いて子に係る手当額を引上げ。
(配偶者:H29年度10,000円→H30年度6,500円 子:H29年度8,000円→H30年度10,000円)
⑤専門スタッフ職俸給表に4級を新設
国家公務員の月例給とボーナスが3年連続で引上げになったことは明るいニュースである。人事院勧告は、国家公務員を対象に出されるものであるが、県人事委員会勧告にも大きな影響を及ぼすものである。栃教協としては、今まで県人事委員会に対し、幅広い年齢層で給料表の引上げ改定を要望してきた。今後も、県人事委員会勧告に向けて、教育専門職にふさわしい教職員の給与の在り方について、強く要望していく。
2016年8月18日
ご案内
■応募に当たって
○テーマ自由
*様々な教育活動の中で、子供の笑顔や生き生きした姿を表現したもの
○サイズ自由
○プリントされたもの又はデータ
○e-mailに添付可
■表彰
☆優秀賞 若干名 図書カード5,000円分と楯
☆佳 作 若干名 図書カード2,000円分と楯
■応募締切
平成28年8月31日(水)
■宛 先
栃木県教職員協議会「栃教協キャンペーン用写真係」
〒320-0066 宇都宮市駒生1-1-6 教育会館5F
e-mailの場合 info@t-t-c.org
*詳しいことは学校理事さんにおたずねください。
*応募の際には、下記資料ダウンロード 栃教協キャンペーン写真募集pdfファイル下部の応募票を作品裏面に貼付してください。(e-mailの場合は「作品名」「氏名」「勤務校」を送信してください。)
*応募者全員に参加賞!!
*佳作以上の作品は、栃教協のリーフレット、栃教協のホームページ、栃教協で作成する冊子等に使用させていただきますので、本人、保護者等に掲載されることの了解を得てください。
応募のご案内、応募票はこちら
2016年4月24日
ご案内
1 日 時
平成28年6月4日(土)
受付:13:00~
講演:13:30~16:30
2 場 所
護国会館 高砂殿(宇都宮市陽西町1-37)
3 講 師
文部科学省初等中等教育局教育制度改革室
室長補佐 武藤 久慶(むとう ひさよし)氏
4 演 題
「基礎が握力保障論
~基礎学力軽視のディープインパクトと隠れたカリキュラムの恐怖
4 その他
○申込み受付期間は、4月25日(月)~5月20日(金)です。
○申込み方法は、学校理事様にお送りしてある所定の用紙にてFAXにて申込みください。
○定員は200名です。定員を超えた場合のみ、事務局からご連絡いたします。
○駐車場は、護国会館の駐車場をご利用ください。
○護国会館案内図 案内図はこちら
2016年4月24日