アイディアたまて箱

「三角柱で意思表示」(小学校全学年) 

内容・方法
1 厚紙等で、鉛筆数本、消しゴム、定規などが入るような三角柱を1人1つずつ作らせる。
2 三角柱のそれぞれの面を赤、黄、緑などの違う色にする。学習状況に対する自分の意思を表示するものなので、「困った顔」「にこにこ顔」などを書き加えてもよい。
3 学習や作業の進み具合によって、「OK」の場合は緑の面を、「SOS」の場合は赤の面を教師側に向ける。
4 教師は、三角柱の面が何色かを参考にしながら支援を行う。
 
教員文化の伝承①画像
 
効果
三角柱の中に必要な筆記用具を入れさせることで、授業中に余計な物を机上に置かなくなるので、机上整理と注意力散漫防止も図れる。児童が「分かりません」「できません」と声を上げにくい場合も、自分の意思をそっと教師に示すことができる。教師は、困っている児童が一目で分かり優先的に支援できるので、効率的な指導ができる。

〔栃教協専門委員会教育文化部〕