修学旅行等の宿泊行事における勤務時間の割振り変更が可能に!
平成30年3月22日
栃教協は、県に対し、教職員の勤務負担軽減として「宿泊行事などについては、勤務時間の割振り変更により、長時間勤務の解消を図ること」を求めてきた。その結果、今回、宿泊行事による長時間勤務を解消するために、勤務時間の割振り変更ができることが明らかになった。
宿泊行事で勤務時間が長時間に及ぶ場合、実施日を含む4週間の期間「割振り単位期間」に勤務時間を割り振ることができることになる。下図は、勤務時間の割振り例である。宿泊行事の際に超過した勤務時間を4 週間内で割り振っている(減じている)。
教員の長時間勤務が問題視される中、教育職員の健康への配慮等を目的とした今回の勤務条件の改善は、働き方改革の一つと受け取れる。今後、この制度を有効に活用し、少しでも長時間勤務の解消を図っていただきたい。
栃教協は、今後も、会員の皆様の給与・勤務条件及び福利厚生の改善に向けて、粘り強く関係当局と交渉していく。
掲載日:2018年3月22日|速報