アイディアたまて箱

「3つのアイ・メッセージ」 (小・中学校全学年)

内容・方法・効果

①愛メッセージ(愛情のこもった言葉、ふわふわ言葉、あったか言葉)
褒めたり励ましたりする言葉、やる気スイッチを入れる言葉、認める言葉など。
「上手だね」「すごいね」「やったね」「さすが」「がんばったね」「いいぞ」
「そのちょうし」「だいじょうぶ」など。

②eyeメッセージ(温かいまなざし)
目は口ほどにものを言う。温かい眼差しや優しい視線は、ときに言葉以上に感情を伝えることができ、相手の心にじわっと届くものである。
③Iメッセージ(私の感情を伝える言葉)
あえて自分を主語にすることで、自分の思いが相手に自然に伝わりやすくなる。
「・・・してくれてありがとう。先生はとても助かったよ。」
「・・・できて、先生は、すごくうれしい。」
叱るときも、相手を責めているという印象が薄くなる。攻撃的な感じも無くなり、心配しているという気持ちが伝わりやすい。
「(あなたは)どうしてそんなこと言うの。」・・・Youメッセージの言い方
「(私は)そんな風に言われると悲しくなるな。」・・・Iメッセージの言い方
まとめ

「3つのアイ・メッセージ」の「愛・eye・I」は、どれも相手のことを考え、親身になって思いやる気持ちにもとづいている。このように、優しい気持ちで相手に接することは、教師と子供の関係をより良くするだけでなく、様々な人間関係づくりにも役立つ。クラスの子供同士や職場の同僚同士でも良好な人間関係を高めていけるので、教室や職員室でぜひ広めていただきたい。

〔栃教協専門委員会教育文化部〕