【基本方針4】 会員倫理の高揚と組織の充実強化

 教育公務員としての責務を自覚し、会員の倫理の高揚を図るとともに、栃教協への加入勧誘と会員相互の連携強化を目標として数々の研修等を行っています。

主な行事

定期総会

 栃教協定期総会は、最高議決機関であり代議員制をとって毎年5月に実施しています。各単位教協から選出された代議員が集まり、運動方針や一般会計決算、予算など、重要な議案について協議されます。

学校理事・新加入会員研修会

 学校理事研修会は、連協ごとに、学校理事の役割について確認し、参加者同士の親交を深め教協活動に対する理解を促進するために、年度初めに開催しています。また、新加入会員にも一緒に参加してもらい、栃教協の組織についての理解を深めたり、仲間との研修や情報交換の場となったりするような研修会に努めています。

組織強化キャンペーン

 会員の意識高揚は、たいへん重要な課題です。平成6年度から組織強化キャンペーン期間を設け、各教育委員会教育長や各市町首長、全共同調理場・学校給食センター、その他の各関係機関に対して、栃教協の組織理解を深めるため情宣活動を展開しています。

出前栃教協

 出前栃教協は、現場の率直な声を聞かせていただき要望等に反映していくことと、栃教協の活動を深く理解していただくことを目的に、平成20年度から始めました。出前栃教協から得た声をもとに、子供たちにとっても教職員にとっても元気のある学校づくりを目指していきたいと考えています。

臨採教員等研修会

 毎年、会員の傷休・産休・育休・介護休暇等の補充教職員として多くの臨採教職員が第一線で活躍しています。しかし、日々教育現場の即戦力として精一杯勤務しているため、試験勉強のための時間の確保が難しいのが現状だと考えられます。日々努力している将来の仲間たちのための一助として「教員採用選考試験」に向けた研修会を実施しています。

各種レクリエーションの実施

 会員相互の親睦と意識の高揚を目的として、各種レクリエーション行事を開催しています。毎年の恒例行事として、年明けに行われている連協対抗の新春ボウリング大会をはじめ、夏にはレクリエーション大会を、秋にはディズニーツアーを行っています。

広報活動の充実

 栃教協の活動や、国及び県の教育に関する情勢等を適宜お知らせするために、「速報」や「情勢報告」、「栃教協教育新聞」の発行、ホームページの開設をしています。年間を通して会員一人一人からの要望が、事務局に届くようにするために、ご意見のページを設けるなどし、会員のニーズに応えるべく積極的に活動を展開しています。

全国の教育正常化組織の拡大

 栃教協は結成当時から、「教育の正常化」を目指して積極的な活動を展開してきました。そして、その和を全国的なものとすべく日教連(後に大同団結して全日教連)の結成にも深く関わり、その後も変わることなく牽引役を担ってきました。今後とも、全日教連加盟の他の組織との連携を保つとともに、組織の拡大強化に向けて全日教連活動の推進力となるように努力していきます。