じゃんけんトーク
1 概要
子供に係わり方のスキルやコツを身に付けさせ、自己理解・他者理解を通じて、共感的な人間関係を築いていけるようにする。複数題目を決めておき、たし算じゃんけんで題目を決定し、トークを始める。
2 実施方法
◎3~4人グループで実施します。
- トークのスキルの確認
・「お願いします」「ありがとう」
・「相手の顔を見て聞く」
・「うなずいて聞く」
- 題目の決め方「たし算じゃんけん」
【たし算じゃんけんルール】
①「たし算 じゃんけん じゃんけん ぽん。」と言い、0から5までの数字を指で表す。
②グループの指の数をたして、その一の位の数で題目の番号を決める。慣れてきたら両手で行うこともできる。
※題目例
0・好きな食べ物 1・誕生日 2・趣味(好きなこと) 3・行ってみたい国
4・おすすめの本 5・好きな芸能人 6・苦手な物 7・ちょっとした自慢 など
- トークの進め方(2分30秒)
・1番目が題目を言ってから話す。次の人が同じ題目で話す。(以降、最後の人まで繰り返し) 一巡したら、たし算じゃんけんをして、別の題目を決める。2番目が題目を言って、再スタートする。(時間まで)
- 質問タイム(2分30秒)
・題目となった内容に対しての質問とその返答を行う。
3 効果
朝の活動などの短時間でもできます。負担なく子供たちも取り組め、メンバーを変えたりお題を変えたりすることで、より多くの他者理解が進み、より良い人間関係の構築につながります。(慣れてくると、子供たちはじゃんけんやトークを進んで行うようになります。)
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
掲載日:2021年11月5日|アイディアたまて箱