アイディアたまて箱

笑顔の練習 小・中学校

概要
六年生になると国語(光村)で「笑うから楽しい」という説明文教材がある。体を動かす(笑う)ことで、心も動かす(楽しい)ことができる、という内容である。そこで、栃教協のパワーアップ研修でも行った笑顔の練習を学級に取り入れたい。
内容・方法
朝の会で、日直が「笑顔の練習です。」と言い、隣の人と30秒間見つめ合う。男女のペアが望ましい。
ポイントは、①目を合わせること。②口角を上げながら上の歯を見せること。③目を逆の三日月の形にすること。形が作れない場合は、手で口角を上げてもよい。
慣れてきたら一分間に伸ばし実施する。
効果
朝、笑顔からスタートすることで、一日を楽しい気持ちでスタートする事ができる。学年に関係なく実施することができ、特に男女に距離感が出てくる小学校高学年以降でも、関係の改善が期待できる。初めは照れ笑いでも、継続することで笑顔を作れるようになってくる。ぜひ、朝の30秒、実施してみてほしい。

 〔栃教協専門委員会教育文化部〕