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栃教協第52回定期総会 開催

 栃教協第52回定期総会は、去る5月17日、金井正教育次長はじめ、多数の来賓のご臨席をいただく中、運営委員の宮本高広(川崎小)・齊藤守弘(南赤塚小)両理事から総会の成立が報告された後、篠﨑義成副会長の力強い宣言で開会した。
 国歌斉唱に続き、栗原隆史会長は、冒頭、政府が強行した国家公務員並みの給与削減に対し、急なことにも拘わらず、県内各地から延べ三万五千筆もの署名協力をいただいたことに感謝の意を表した。また、社会問題となっている「いじめ・体罰」の問題や昨年度本県において教職員の不祥事が続いたことを取り上げ、教育界全体の信頼回復に努める必要性を訴えた。県民の負託に応える教職員の姿をより多くの人々に理解してもらうため、報道機関と連携し広報活動に努めること。それによって、先生たちを応援しようという社会の気運を高めることにつなげていきたいと語った。続いて、栃教協の新たな事業について報告した。昨年度までの海外教育事情研修に替わる新規事業として、今年度より栃教協自主研修助成金制度を新設、自主研修に取り組む栃教協会員への支援体制を充実させていくことを公表した。要望活動においては、「少人数学級の推進」を強く押し進め、県単措置で三十五人学級が実現するよう交渉を行うことを明言した。結びに、「会員のため」にお役に立てる職員団体を目指し、「職員団体としてやらねばならぬこと」「職員団体だからこそできること」を日々自問し、歩みを止めぬ栃教協を示すことを誓った。
 議事に入り、議長団に齋藤清一(玉生小)、丹野哲久(栗山中)、大畠昌栄(三重小)の三氏があたり、次の議案が慎重に審議され、質疑を受けた後、代議員から承認された。

《報告・総括》
【平成25年度の経過報告並びに総括】
《議事》
▼第一号議案
【平成25年度一般会計決算承認に関する件】
【会計監査報告】
▼第二号議案
【平成26年度運動方針に関する件】
▼第三号議案
【平成26年度一般会計予算承認に関する件】
▼第四号議案
【宣言採択に関する件】
続いて、白石和久選挙管理委員長(吹上中)からの選挙結果報告があり、新旧役員挨拶(室井敬一前事務局次長・栗原隆史会長)、栃教協の歌斉唱の後、栗原会長の音頭による参加者全員での万歳三唱で、総会を終了した。

参加した代議員

議長団からの挨拶

定期総会会場の様子

栗原会長の挨拶