「宝ものノート」(小学校・中学校の全学年)
内容・方法
1 専用のノートを1冊ずつ用意させる。ノートの名称は「宝ものノート」に限らず、児童生徒に考えさせてもよい。
2 帰りの会の3分程を使って、今日一日を振り返らせ、頑張ったことや感動したこと、 親切にできたこと等、良いことだけを「宝ものノート」に記入させる。(2~3行程度)どうしても思い浮かばない日は書かなくてもよいが、1年間実施し、自分だけの「心の宝もの」をノートに蓄積していく。
3 担任は、放課後にさっと目を通し、丸を付けたり赤線を引いたりして認める。時間に余裕のある時は、励みとなるような短いコメントを添える。
効果
良い事だけを記入することで自信がつき、一人一人の自尊感情が高まる。毎日ではなくても折に触れて担任が認めることで、さらに効果が上がる。学級活動の時間などで、「宝ものノート」に記入したことを発表したり紹介したりする機会を設ければ、児童生徒同士がお互いの良さを認め合うことにもつながる。
〔栃教協専門委員会教育文化部〕
掲載日:2016年12月1日|アイディアたまて箱