日台教育学術検討会開催

6月25日(日)・26日(月)の2日間の日程で、宇都宮市内において全日教連主催による日台教育学術検討会が開催された。

台北経済文化代表処、台湾省教育会が来県し、日本と台湾の教育の実態について情報交換が行われた。

初日の25日(日)はホテルニューイタヤにて、日台教育学術検討会が道徳教育をテーマに発表・意見交換を行った。

日本側の実践発表を教研教員部が担当し、「道徳科におけるタブレットを活用した指導方法の工夫」の発表を行った。

台湾側の実践発表として、「台湾の国民小学校の英語教育に関する実務経験の分かち合い」が行われた。

発表後の質疑応答・意見交換では多数の考えが披露され、熱心な議論が展開された。

2日目の26日(月)は宇都宮市内小学校にて、台湾省教育会の皆様による学校視察が行われた。

当該校長より、学校概要の説明を受けると授業参観・給食の試食・全体会が行われた。熱心な授業を提案いただいたり、学校生活の模様を見せていただいたり、学校の手厚い対応に感謝申し上げたい。

更に2日間にわたり、宇都宮大学の職員や学生の方々による通訳のご協力を得た。多大なご協力に感謝申し上げたい。

栃木県の教育現場の実態を紹介する機会となる一方、台湾における道徳の授業のもち方・道徳観などを実感する機会を得た。

また教育という文化交流を通して、日台の友好を更に深める時間となったことは間違いないと感じている。