宇都宮市立豊郷中学校で出前栃教協を実施!

3月13日(水)、宇都宮市立豊郷中学校において出前栃教協を実施し、出席した教職員の皆様からご質問やご意見等をいただいた。豊郷中には今年度より部活動指導員が1名配置されていることから、話題の中心は働き方改革と部活動指導の在り方となった。部活動指導員は、従来の地域ボランティアによる外部指導者とは違って、普段の部活動の指導や大会等への引率についても、教員の同伴を必要とせずに単独で行うことができる。しかし、実際には、部活動指導員が教職経験者でない場合は、生徒指導のノウハウがないために顧問の代わりを務めるのは極めて難しいということが分かった。また、部活動指導員は、非常勤職員として月数万円の給与を得ることができるが、他の教職員と同様に兼業が禁止されてしまうとのことである。そのため、部活動指導員は、時間的・経済的に余裕がある人しか引き受けられないという問題点も明らかになった。約1時間の話合いであったが、学校現場の実情を直接聞くことにより、新たな課題を知ることができたので大変勉強になった。栃教協では、豊郷中学校で聞いた貴重な会員の声を対県交渉や要望活動に生かしていきたい。今後も、各学校及び単位教協等から、ぜひ出前栃教協を要請していただきたい。
出前栃教協(豊郷中)