教育の強靭化に向けて(文部科学大臣メッセージ)

文部科学省から、「教育の強靭化に向けて(文部科学大臣メッセージ)について」が、5月10日に発表されました。

馳浩文部科学大臣は、改定作業を進めている次期学習指導要領に関し、学習内容を削減しないことなどを強調した「教育の強靱化に向けて」と題する見解を公表しました。
 見解をまとめた文書では、学習指導要領改定のポイントとして、「『ゆとり教育』か『詰め込み教育』かといった二項対立的な議論には戻らない」と強調。「知識と思考力の双方をバランスよく、確実に育む基本を踏襲し、学習内容の削減はしない」としています。
 アクティブ・ラーニングについては「知識が生きて働くもの」と指摘した上で、「知識の量を削減せず、質的改善を行う」と説明しています。
 次期要領ではこうした方針の下、小学校の外国語教育の教科化や高校の「公共」(仮称)新設など、教科・科目の見直しも実施されることになります。
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/05/1370648.htm を参照してください。
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